俺はモテる男なのか...それとも

セレクトゴルフの女性社長は、綺麗な人だった

でも気の強い女性でもあった

仕事の進捗で会ったとき、とてもやさしく接してくれた

納品直前に、女社長は、俺に独身か否かを聞いてきた

その時、婚約者がいると言ったとたん、態度が変わった

もし独身だって言ってたら、迫られたんだろな

ちょっと怖い人だったから...俺は苦手だった

うちのカミさんの友達には、俺の事をイケてると言ってくれてる人が数人いた

カミさんに対するおべんちゃらだとは思うが...

ひとり、気になる人がいた

うちに来た人で、部屋に入るや否や、正座して三つ指をついて挨拶した

そのとき彼女のゆったりしたブラウスの中の、かわいいふくらみが目に入った

下着を付けてなくて、乳首が見えた

その人は綺麗な人で、髪もサラッとしてて、凄く得した気分になった

見えた途端、俺の下半身が反応した

高3の時、頭を怪我して運ばれた病院に通院してた時、包帯替えをする俺のそばで見守ってくれてた看護師さんがいた。その人は、俺が処置室にいくたび、見に来ていた。俺よりも一つか二つくらいしか歳が離れてなさそうな幼い感じの人だった。

大相撲ライターの佐藤祥子さんは、平松さんとも懇意にされている方

忘年会だったと思うが、平松さんに誘われて参加した

所縁有る人たちと食事のあと、恒例のカラオケに行った

終わって帰るとき、祥子さんが俺に向かって何か言った

「あ〜むちゃくちゃ、キスしたい」と、俺には聞こえた

えって聞き返すと、顔を背けてしまった

中学の時、バレー部の仲間とふたり、レシーブ練習をしてたとき、体育館の二階部分で下級生の女の子が二人、見物してた。俺がフライングレシーブを決めたとき、拍手してくれた。

その子たちは、しばらく練習を見てくれていた。その都度、拍手をしてくれた。

「すごい!上手!」っていう声も聞こえた。

こういうことされると、やる気になるっていうか、ええかっこしいになってしまう。

中学時代

中三のときに久保ゆみ子という子を好きになった

中二の時、ちょっとしたことで、この人と疎遠になった

俺の事を避けるようなことが度々あって、心象はよくなかった

しばらくは、どうでもいい存在だったけど、

機械体操部で躍動する彼女の姿を見たとき、

その姿にときめいてしまった

中三ともなると、女性らしい体つきになってきていて

チラッとみるだけで、ドキドキしてしまった

でも過去の事とはいえ、自分の心の中にある彼女への気持ちは消えることはなかった

彼女の事を見る事はあっても、それ以上のことはなかった

かなりの秀才だった彼女に、愚才だった俺は近づきたくなかった

他の人と話したりするほうが、俺には心地よかった

このまま何もなく卒業するんだと思っていたけれど...

中学卒業待間近になって、彼女の視線を感じるようになった

まさかとは思っていたけど、確かに見られてた

彼女は俺に対するわだかまりがあったはずなのに、

明らかに、俺に好意的に接してくれた

俺は彼女に対して関わりあいたくないという気持ちがあったから、

なるべく近づかないようにした

彼女からの軽いアプローチも、あっさりと受け流してしまった

でも俺は、彼女が俺の事を思ってくれてるのが分かって、ちょっと嬉しかった

高校は別々になったけど、俺は彼女の事を思いつづけた

素直な気持ちで接していれば...今更だけど...

市川時代の本プロに、先生のファンという女の子が来た

先生は不在で、俺が相手をした

不慣れな対処ではあったが、帰るとき喜んでくれた

話をしてるとき、俺は漫画をかいてるかどうかわからない、電気屋になるかも...なんてことを言うと

電気屋なんかになるな、漫画家になれって、言ってくれた

そのあと、本プロの入り口前で、その子らしい姿を見かけた

リュックを背負ったその子は、入り口を見上げて、しばらくしたあと、そこから去った

市川時代の本プロに、事務所清掃等をやってくれる千春さんという人がいた

その人とは結構話したりして、懇意にしてくれた

バイクで、自宅マンションに送ってあげたりした

部屋に上げてもらって、コーヒーを一緒に淹れたりした

進展はしなかったが、俺が好きになった人の一人ではある

バイクで事故を起こし、大けがをして運び込まれた病院で、先生のファンだという看護師の方と出会った

その方は、かなりの美形で、その病院内では、かなり目立っていた...

神経の損傷で、足先の痛みが激しく、毎夜、眠れない日々だった

ある夜、あまりの痛みにナースコールで看護師を呼んだら、その人が来た

丁度その日、当直だったようだ

鶴ケ崎笑子さんというその人は、痛み止めを懇願する俺をなだめ、足をさすってくれた

痛み止めは一時的なモノなので、癖になるとよくない...

眠れないなら、話し相手になるからと、長時間、そばにいてくれた

病院業務は、かなりのハードワークなのに...

疲れた顔なんか全く見せず、俺に対応してくれた

あの人の優しい笑顔に、ものすごく癒された

話している間、俺は夢見心地でベッドにいた

他愛もない話を続けた気がする...

話している間も、笑顔で合いの手を入れてくれたり、話の内容への受け答えをしてくれて...

そのときの対応は、足の痛みを忘れるのに充分だった...

どのくらい話しただろう、長くなりすぎて、俺が気を使ったほど...

こんなにいい気分になったのは、入院して初めての事だった...

痛くて、眠れなくて、イライラが募って...病院生活にも嫌気がさして...

そんなとき出会った鶴ヶ崎笑子さんは、俺の女神...

ベッドの横で、俺と話した鶴ケ崎さんに、思いを馳せたのは当然の事...

こう言う人を、伴侶にできたら...なんてことも、頭をよぎったし...

相変わらずの足の痛みを言い訳にして、何度か、ナースコールボタンを押そうとした...

でも、俺は呼ばなかった...

呼びたくて、会いたくて、どうしようもない気持ちであっても、我慢した

俺一人の看護師さんじゃない...独占するわけにはいかない

彼女はいつも、すぐそばにいる...看護師詰め所にいる...

近くにいても、遠い人...俺の手の届かない人...

かなりの長期間入院したが、話をしたのはあの日の夜一回だけ...

退院と同時に、鶴ケ崎さんとはお別れとなった

気持ち的に辛かったけど、いい思い出をくれた人であることは確かだった

市川時代、事務所のみんなで、近くのスナックに行った

その時、先生の知り合いの加代さんという人も一緒だった

奥さんのアシさんたち何人かも同席した

奥さんのアシさん(女性)が男の話をした時、なぜかキスの仕方を話だし、横から加代さんが話に加わって、キスってのは、こうやるんだよ!とか言って、

横に座ってた俺の顔を両手のひらで挟んで、俺にキスをした

これには皆んな、ぶっとんでた

なんせ、いきなりブチュ〜だったから

そのあと皆んなに、何で俺?って救いを求めた

奥さんのアシさんのひとり、戸渡真理さん

自宅に行って、ネットワークのセッティングの手伝いをした

当時はPC(Mac)でのインターネット黎明期で、設定が難しかった

同じような状況での設定を、俺は経験していたので、手伝いを頼まれた

終わった後、食事をごちそうになった

幸せな時間を過ごすことができた

真理さんはバツイチで出戻りだった

優しくて気遣いのできる彼女に、想いを寄せてしまった

奥さんの臨時のアシ、鈴木詢子さん

市川時代の本プロの事務所に、奥さんの臨時アシとしてやってきた

俺の机の目の前で、一緒に仕事をした

物腰が柔らかく、笑顔の魅力的な女性だった

先生から購入したマンションのリフォームが終わった直後、奥さんと二人で見に来てくれた時、奥さんが彼女に、一緒に住んじゃえば...なんてことを言ったもんだから、彼女も俺も苦笑いするしかなかった

俺はうれしかったけど...

高2の時、ひとつ下の学年の子に告白された

河西マキさんという人

友達からの代理告白だったけど、俺は嬉しかった

女性からの告白なんて初めてだったから、かなりドギマギした

俺のほうから想いを寄せた女性は多かったけど...

工芸は男子校みたいなものだったから、女性とのふれあいなんてなかった

漫画愛好会の女子部員は三人だった...三人とも一つ下の下級生

男子部員は漫画やアニメの事を討論してた

女子は女子で、タロットカードをやったり、漫画の話をしたり...

教室で漫画を描いたりはしなかった

ふざけあったりして、まともな部活とはいえなかったが楽しかった

楽しい時間を過ごしてる俺の事を見て、何かを感じてくれたんだ

何人かいるなか、俺を選んでくれた

俺なんかより、いいだろうと思う奴がいたろうに...

告白された日の下校の時、一緒に帰った

俺のどこがいいって思ったの?って聞いた気がする

その返事は...覚えてない

なんか舞い上がってて、会話が頭に入ってこなかった

好きな漫画の話とか、漫画愛好会に入ったきっかけとか、

他の奴の印象とかを、話せばよかった...

どこの科さえも知らない、というか覚えてない

バレー部からの復帰呼び出しさえなければ、もっと進展してたはずだけど

もっともっと話せばよかった...

女性の扱い方を知らない、頭の悪い男だ、俺は

相手の事を聞いてあげて、自分と重なるところがあれば、膨らませて話してあげる...

それくらい気の利いた会話をしなきゃ

この人だけだ...俺に好きだと意思表示してくれた女性は...

こういう人を大切にしなきゃいけないのに、俺はできなかった

俺はもっと、自分の外見を意識してなきゃいけなかった

俺は自分がどう見られているのかなんて、考えもしなかった

客観的に見てどうなのか...俺なんか大して男前でもカッコよくもない

それをもっと認識して、相手に対してあげなきゃいけない

声を掛けてもらえるなんて、とても有難いこと、光栄な事

そういう思いで、態度で接していれば、違った結果になったはず

考え方次第では、マキさんが運命の人ってことにもなったかも...

高校入りたての頃

電車通学での話

電車で帰る途中、突然声を掛けられた

「楠さんと、すごいんやってね」

声の主は佐藤薫だった

屋島中学の、同学年だが違うクラスの人だった

楠さんというのは屋島中学の同級生で、漫画が好きで、よく話をしてた

朝の通学電車の中で、俺と楠さんが、たまたま同じ車両の同じ場所に乗り合わせて、つたない会話をしただけなのだが...

それを、どこかで見たのか...えらい話の膨らませよう

佐藤薫という人は、ボーイッシュで顔は小麦色、ちょっとした美人ってとこか

背の高さは、俺とどっこいで170センチくらい...

スタイル抜群の女性だった...テニス部だったと思う

ちょっと早熟な感じの女性で、男ならその姿を見てしまうはず

でも佐藤薫とは、話をしたことがない...と思う

この話と同じような出来事が、俺の気にしてる脇明美さんからの突然の声かけ

なんで、話をしたことない人が、突然俺に話しかけてくるんだろ...

俺がイケメンだったら、それもわかるけど...

ホントに、よくわからん考えの人が多い

それとも..

二つのケースに言えることは、俺と関わった人(話をしてたとか)を、引き合いに出してくるという事

佐藤薫の場合は楠満代  →楠さんと凄いんやってね...

脇明美の場合はヘボピー →ヘボピーと仲良かったね...

そのあとの言葉がないから、俺からしたら、だからなんやねん...となる

俺が悩むのは、二人ともイケてる女性だという事

不細工やったら、こんなこと考えんやろな...失礼な話

俺みたいなのに声かけて、どういう反応するのか(自分に対して)ゲーム感覚で楽しんでるんじゃないのか?

俺は遊ばれるタイプの男なんかな~そんなエエ男でもないのに

掛けた言葉の真意が分かったら、絶対結果が変わってくる

もしかしたら、佐藤薫とエエ仲になってたかも...

もしかしたら、脇明美とエエ仲になってたかも...

ホントにあとちょっとの一言が...足りん

二人とも自分勝手な発言だったんやって...しかも言葉足らず

おかげで俺は、悩む必要のないことで悩んでしまう

ま、俺の性格やからしょうがない

なんにしても...縁がなかったいうこと...それだけ

SNSで気になる発信を見つけた

発信者は若い女性で、その内容は...

気になる男性に、女性が声掛けをするとき

その声かけ内容が、どういう意味なのか...

というもの

「ヘボピーと仲がよかったね」

他人を引き合いに出して、男の反応を聞こう、知ろうとする声かけ...

仲が良かったということを、自分にも重ねたい...つまり

自分とも仲良くしてほしい...自分とだけ仲良くしてほしい...

そういう意味なのだ...女性というものは、そんな風に考えてモノを言う

声かけされた時は、まさかそんな意味合いだとは思いもしなかったから、

「なにそれ」とか、素っ気ない返事をしてしまった

もし、こういう情報を知っていたら...

脇さんへの返事は違うものになっていたはず

どうして俺に声を掛けたのかが知りたくて、脇さんと話をしてたはず

そうすることで脇さんの本心を聞けると思うから...

脇さんが、俺への想いを持ってくれていたのなら、俺はそれを受け入れる意思表示をすると思う

俺なんかを、恋愛対象としてくれる脇さんのことを、分かってあげたいから...

俺も脇さんの事が好きだと打ち明けてしまうに違いない

ーーーーー

何人かの女との出会いはあったけど

結局は、その女と付き合えるか...そのあと抱けるかどうか

男は女を抱きたい生き物だから

女とやれるかどうかになってくる

エエなって思った女とは、やりたい

でも、簡単にはできない

やるってことは、責任問題にもなるから

遊びでって割り切れる女なら、やってもいいんだろうけど

そんな女、そうそういない

矢葺恵子

東原明美、丸山可奈

白井一代、藤本和代

久保ゆみ子

河西マキ

今まで、何人かの女性を気にしてきたけど、大体の顔は思い出せる

でも、高校時代に気にした(であろう)人の顔が思い浮かばない

河西マキさんは代理告白してくれた人で、デートもした...告白された日に一緒に下校したことは覚えている

それなのに顔を思い出せない...代理告白した川村さんの顔は思い浮かぶ

漫研ベタの女性陣は、みんな顔が思い浮かばない

俺に声を掛けた脇明美さんも、その声かけのきっかけになった松尾さんも、俺の事を上げて下げた松浦さんも、三好さんも(みんな明善高校の人)誰も顔を思い出せない

何度か出席した集合で話したことがないのも、思い出せない原因だろう

全く話さなかった訳ではないけど...集会での出来事は、ところどころ覚えてる

深い認識じゃなかったから思いだせないんだろうな

工芸の漫画愛好会仲間以外、思い出せない

ーー

河西マキさんは俺の事を気にかけてくれたが、友人を介しての代理告白だった

そう考えると、本人からの声かけという脇明美さんが、俺の事を気にかけてくれた最右翼ということ

集会で目にしたことはあっても、話すことはなかった

その時、俺の事をどんな目で見てたのか...わかるはずもない

俺への声かけの時の言葉が、あまりにもわかりづらい(と俺は感じた)

実際、何を言ってるのか理解に苦しんだ

「バスの中でヘボピーと仲よかったね」

バスの中で、俺とヘボピーさんが仲良く話してるのを、脇さんが見た

確かに、その通りではあるけれど、そのことを俺に言わなくてはならなかった訳とは一体なんだったんだろう

男と女...そういう視点から考えると、俺と仲良く話していたヘボピーさんへの嫉妬から、脇さんが俺に声を掛けた...そう取るのが自然だと思う

だとしたら、俺が思うのは...脇さんは俺に気があった...

そんなこと、ありえないって俺は思うけど...そう取れてしまう

言った言葉の後に、もう一言あれば...

漫研ベタの肉筆回覧誌7号の編集は、脇さんと松尾(ヘボピー)さん、松浦さん、宮尾が担当した

冊子の掲載順で言うと、三番目が脇さんで、その次が俺の作品、その次が松尾さんの作品だった

脇さんにしてみれば、自分の作品を読み終えれば、いやでも俺の描いたものが目に入る

俺の漫画は新人賞の候補だった

俺は会誌ユニオンの近況報告で、ギャグマンガを描いていると告知してた

それが、蓋を開ければ、サイレントヒューマンドラマだったもんだから、貰った批評は予期しないものだった

俺が描いたものとは思えないと...かなりの高評価だった

脇さんたちは編集に関わってるから、いち早く俺の漫画を読んでるはず

宮尾の家で、完成した肉筆回覧誌を何人かで閲覧した

サークル内で一番絵のクオリティーの高いのが脇さんの作品

その後の作品が俺のもの...絵は永島慎二ふう

回覧しながら、宮尾は、俺がこんなの描くとは思えない...とか言うし...

ギャグ漫画だと思ってたら...意外なものだったから、俺に対する見方が変わった?

俺の漫画に対する皆の評価から、俺に対して何かを感じてくれた?

俺と松尾(ヘボピー)さんが、バスの中で仲良く話してるのを見て、俺に何かを思ってくれた

その思いを持ったまま回覧誌を閲覧し、俺の漫画の評価を耳にして、俺に対して、何らかの感情を抱いてくれた

それが高じて、俺に声を掛けた...

俺の事を気にかけてくれたのかな...脇さんは...

俺はそうとは取れなかったから、素っ気ない返事をしてしまった

俺がもっと、言葉に対する洞察力に長けていれば、かけられた言葉に対する返事の仕方も変わってたはず...

話をしたことのない脇さんだけど、俺に抱いてくれた思いが、俺への声かけとなった

歳を取って、俺はそう解釈した

そう解釈したあと、脇さんに対する俺の気持ちは...なぜもっと、俺に分かるように言ってくれなかったの...言葉を掛けるにも勇気がいったでしょう...勇気を出して言ったのなら、もっとわかりやすく、伝わる言葉にしてほしかった...

言葉を掛けられる前まで、俺は脇さんに対しては、何の感情も持ち合わせていなかったんだから

ただのサークル仲間...それだけだったのに

一瞬の声かけのせいで、俺はしなくてもいい後悔をするはめになってしまった

後々の結果がどうであれ、俺への想いを持ってくれてる脇さんになら、しかるべき対処をしたはず...なぜなら...脇さんは俺にとって好印象な女性だから...彼女が描く絵柄から受ける印象だけではあるけど、思いを寄せることができる...そんな女性だった

脇さんは俺のことを、どういう目で見てくれてたんだろう...どういう思いを俺に抱いてくれていたんだろう...

名前を言って呼び止めて、俺に声を掛けた脇さん...

俺に声を掛けるに至った脇さんの心情...

たくさん会話をして、お互いの事を少しでもわかる、分かり合える

そうでもしない限り、気持ちが通じ合う事なんかない

あとは友人を介して知ること

俺とヘボピーさんのバスの中での会話が、脇さんの声かけに繋がったのは明らかだから、ヘボピーさんに、もっと絡んでもらえばよかった

あの時、俺とヘボピーさんが一緒に帰れば、脇さんは俺に声を掛けることはなかったんじゃないだろうか...それとも...俺とはいつからの付き合いなのかと、ヘボピーさんに聞いてきたかも...そうなったのなら、ヘボピーさんは黙っていないだろうし...そんなことを聞いてきた脇さんに対して、俺の事を引き合いに出すかもしれない...そうなれば、俺にとって違う結果となったはず

半世紀も経ってから、俺に声を掛けてきた脇さんの事を気にしてしまう

掛けた声の意味が分かったから...

俺の事を気にかけてくれてたんだったら、もっと伝わる言葉を選んでほしかった

それか、かけた言葉に繋がる言葉がほしかった

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